突然ですが、
飲食店に入った時に
ちょっとイラっとしてしまう
対応がありまして。
「オススメはなんですか?」
と聞いた時に、
「全部です!」
と言ってくる店主に対して
アホかと思っちゃうんですよ(笑)。
まあ、気持ちは
わからなくはありません。
「全ての料理に
こだわりを持って
作っているから、
何か一品に絞ることなんて
できませんよ」
ということを
言いたいんじゃないかと
思うんです。
ですが、商売として
飲食店を経営している以上、
「オススメが無い」
ということは
非常にまずいんですよ。
なぜなら、
「どの商品を売りたいか?」
が明確でない
ということだからです。
それぞれの商品には
目的が設定されているはず。
例えば、お客様に
「料理が美味しい店だ」
という認識を持たせて
再来店を促したいのであれば、
最も味の評価が高い
料理をオススメすべき。
(自分が最も力を入れている…
ではないですよ。
お客様からの評価ありきです)
外国からの観光客がメインで
リピートがされにくいのであれば、
単純に利益が
最も大きく残る料理を
オススメするのもアリ。
SNSなどで拡散してもらい
広告効果を高めたいのであれば、
「インスタ映え」するような
見た目や演出が派手な料理を
オススメするのが良いでしょう。
このように目的によって
提供するモノが
変わるのは当たり前ですから、
オススメ商品が
無いなんてことが
あってはいけないんです。
「全部美味しいから
オススメはありません!」
なんてのは、ただの怠慢。
『どんな目的で
どの商品を提供するのか?』
ココをしっかりと
見直してみましょう!
もちろん、これは
飲食店に限った話ではないですよ!
日報ステーション札幌代表の千田が、
日常の出来事から「ビジネスに関する『イチダイジ』
(放置できない重大な出来事)」のエッセンスを
見つけ出し、日々お届けしております。
お気軽にお読みくださいませ!
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