セブンイレブンのFC店が
人手不足を理由に
短縮営業を開始したところ、
本部から1,700万円の
違約金の支払いを
求められていることが
話題となっています。
営業時間の問題は
クライアントからも
相談を受けることが多く、
頭を悩ませている
経営者さんが
多数いらっしゃるんですよ。
自分自身やスタッフの
業務負担を減らすには
働く時間を短縮したいところですが、
それに伴って
売上やサービスの質が
下がるのは困りもの。
この辺りの判断は
難しいですよね。
業種や業態にもよりますが、
僕の会社を例にして
営業時間についての考え方を
一つお伝えしておこうかと。
僕の会社は
元々は土日祝日以外の
平日9~18時で
営業していたんですが、
始業前の準備や、
顧客対応の終わった
終業時間後の事務処理をすると
労働時間がどうしても
長くなってしまっていたんですね。
まあ、仕事って
そういうものだと
思っていたので、
特に違和感も
感じていなかったんですが、
ある時、
スタッフがケガをしたので
病院に間に合うよう一時的に
早めに帰らせてあげていたところ、
特に業務に支障が
出なかったんですよ。
で、その後も
30分早く営業時間を
終わらせるようにしました。
続いて、少し経ってから
始業の時間も
30分遅くしてみたんですが、
これも特にお客様から
クレームが出たりはせず。
今はさらに
第三水曜日も
休みにしていますが、
これからは水曜日も
毎週休みにして
営業日を週4日にしようかと。
ただ、厳密に言うと、
スタッフの出勤自体は
平日の9~18時なので
昔と変わってないんですよ。
増やしたのは
「顧客対応をしない時間」です。
顧客対応って
コントロールが
難しいんですよ。
電話がかかってきて急に
「○○をして欲しい」
とお客様にお願いされると、
やるべきことの優先順位が
狂ってきます。
それによって
その日にやろうと
していたことが
後回しになってしまい、
翌日に持ち越しとなる。
で、その翌日も予期せぬ
顧客対応が入ってしまうと、
さらに仕事がたまっていく。
これが長時間労働や
対応の遅れによる
クレームにつながります。
で、クレームをもらうと、
その対応にさらに
時間を取られてしまうので、
もっと業務の遂行が
遅れていくという
悪循環に陥るんですよね…。
ですから、思い切って
顧客対応をしない時間を
増やしてしまえば、
その都度、たまった業務を
リセットすることができます。
お客様からすると、
「前より電話がつながりにくい…」
と感じるかもしれませんが、
電話だけつながるのに
対応が遅れて待たされるより
ずっとマシですからね(笑)。
つまり、
「営業時間」と
「労働時間」は
別物ってことです。
顧客対応以外にも
社内会議やスタッフ教育など
仕事はいくらでもありますが、
それをお客さんのいない
空き時間にやろうとすることが
そもそもの間違い。
きちんと時間を確保すれば
自然と「営業時間」は
短くなるはずなんですよ。
ですが、
その内部のために
使う時間によって、
経営戦略を固めたり
業務レベルを高めたり
することができる訳ですね。
単に営業時間を長くすることは
売上を伸ばすことには
つながってきません。
何に時間を使うべきかを
定期的に見直したいですね。
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