教えないコンサルティング。

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今日の午前中は、

『利益率改善講座』の
受講者様と個別に面談。

超がつくほど優秀な方で、

こちらが何も言わずとも
次の動きを考えられる発想力と
実行力を兼ね備えております。

ということで
最近はアドバイスすることも
そんなに無く(笑)、

現在の取り組みを
報告してもらうのがメインに。

やりたいことが
ありすぎる方なので、

最後にそれを整理して

「今月はコレをやりましょー」

と決めて終了。

端から見ると、

「ちゃんと
コンサルティングしてる？」

と疑問に思う
くらいかもしれません(笑)。

ですが、

コンサルティングって
別に何かを教えることでは
ないんですよ。

基本、コンサルタントは
カベでも良いんですね。

「どう進めていいのか…」

と、悩んでいるクライアントに
どうすべきかを教えるのではなく、

「この仕事を通して
何を成し遂げたいですか？」

「最終的にビジネスを
どんな形にしたいですか？」

「理念としてどうしても
やりたくないことってありますか？」

と、どんどん
深掘りをしていく。

すると、

それに対して
お答え頂くうちに

「こうすればいいんだ！」

と、気がつくんですよ。

自分でしゃべって
自分で気づいてるんですから、

端から見ると
僕は話を聞いてるだけですが(笑)、

そうやって
アウトプットを促すことで
新しいアイディアが生まれたり、

自分のやっていることに
強い確信を持ったりできるように
なる訳ですね。

これはクライアントと
コンサルタントの関係だけでなく、

上司と部下の関係でも
非常に大事なこと。

上司がカベになって
意見を引き出してあげれば、

教えたり与えたりをしなくても
自分で考えて答えを出せるように
変わっていきます。

経営者様の場合は
社内に気兼ねなく話せる
カベを作るのが難しいので、

うまくコンサルタントを
活用して頂ければと。

迷った時は、

カベにどんどん
話しかけてみてください。

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