ここ最近
第一次産業に
従事されている方と
お話する機会が
多かったんですが、
僕みたいな
カタチある商品を
持たない者からすると、
自らの手で
商品を作り出すって
凄いと思いますね。
家族や親戚に
関係者でもいない限り、
職業を選ぶ際の
選択肢に入ってきにくい
仕事かなと思いますので、
(良い悪いじゃなくて
イメージが湧かないですよね)
すごく勉強になりました。
ただ、農家さんを例に取ると、
比較的小規模で
一般消費者向けに
販売をしているところだと、
正直、儲かっていないことが
珍しくありません。
原因は色々とあるんですが、
共通しているのは
「自分がやっていることの
価値を理解していない」
という部分なんじゃないかなと。
だいたい
この特徴を持つ方って、
親が既に農家なんですよ。
つまり、自分自身も
子どもの時からずっと
農業に携わっているので、
それが日常と化している。
土をいじることも、
野菜を引っこ抜くことも、
取れたての野菜を食べることも、
当たり前すぎて
特別に感じない訳です。
ただ、一般人からすると、
畑の野菜を
自分の手で引っこ抜いて
そのまま食べるなんて、
素晴らしい体験じゃないですか。
お金を出してでも
やってみたい人はいますし、
その時に食べる野菜が
スーパーの倍の値段でも
全然構わないんですよ。
そんなに新鮮なモノは
普通、食べられないんですから。
もちろん、
経済の仕組みとしては
流通や小売の儲けが
上乗せされていきますから、
農家で直接買った方が
スーパーで買うより
安くないとおかしいでしょう。
ですが、
そういうことじゃないんですよ。
採れたての野菜を
食べるということ自体に
価値がある訳ですから、
金額が高くても
十分に納得できる訳です。
ところが、
農家目線でいくと
農業を体験することも、
新鮮な野菜を食べることも
ただの日常なので
価値をあまり感じない。
だから、
農業体験も
タダみたいな金額で
実施する農家が多いですし、
野菜も異常に
安い金額で売ってしまう。
そりゃ儲かりませんって(笑)。
消費者が
「1,000円未満なら買う!」
と思っているモノを
100円で販売しちゃ
ダメなんですよ。
999円で売るのが
理想なんですから。
日常に埋もれて
価値を感じていないことを
きちんと洗い出して、
相手の感じる価値に応じた
値段を設定する。
コレだけで
利益は一気に増えます。
モッタイナイ商売は
やりたくないもんですね…。
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