負けに不思議の負け無し。

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今日は
野村克也さんの訃報が
ショックでした…。

小中学生の時に
野球に関連する本を
片っ端から読んでいたんですが、

図書館になぜか
大量にノムさんの本が
置いてあったので、

十冊以上も読んだのを
覚えてますね。

「負けに不思議の負け無し、
勝ちに不思議の勝ちあり」

という言葉が
すごく好きでした。

プロ野球選手としては
歴代トップクラスの実績を
残しているにもかかわらず、

元々はテスト入団で
19歳でクビになりかけた苦労人。

低い身体能力を
頭を使うことでカバーし、

「ＩＤ野球」と呼ばれた
データ重視の戦略で、

監督としても有名です。

僕が高校時代に
在籍していた野球部も、

スカウトができない
公立の野球部でしたが、

ノムさんを参考にした
データ野球で甲子園まで
進むことができたので、

勝手に愛着を
持っておりました。

何と言うか、

恵まれていない部分を
頭を使って何とかするという
発想が好きでしたね。

僕自身も、現役の時に
自分より足が速かったり
肩が強かったりという選手に
囲まれてましたが、

身体能力については
努力しても限界がある訳ですよ。

ですから、何とか
別の能力を伸ばして
レギュラーになれないか…と

日々、頭を悩ませていたので、

そんな時にも
ノムさんの本を読んでました。

会社立ち上げの時も
最初は全然お客さんが取れず、

顧客や資金がある状態で
スタートできる二代目経営者を
羨ましく思ったこともあったなぁ…

それでも
恵まれていないと
感じることを数えると
キリが無いので、

配られたカードで
勝負するしか無いんだと
思うようになったのは、

全力で野球に取り組んだ
経験があったから。

その礎の部分に
ノムさんから学んだことも
あったんじゃないかなと、

しみじみ思いましたね。

これからも
足りていない部分は
頭を使って何とかせにゃ。

野村さんの
ご冥福をお祈りします。

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